ホームインスペクションとは

ホームインスペクションとは

ホームインスペクションは、住宅診断士が建物の内部や外部の検査や調査を行い、欠陥の有無や劣化、改修する箇所が存在するかどうか確認する住宅診断となります。
様々なチェック項目が存在しますが、検査や調査に関しては、大きく分けて３種類に分類することができます。目視等を行う非破壊調査や破壊も含む詳細調査、リフォーム実施を行う際の調査となります。非破壊調査は目視で外壁や基礎に劣化がないか確認することになり、詳細調査は床や壁を壊して不具合の原因を調べることになりますが、地盤沈下や耐震診断の調査も含まれます。リフォーム実施時の調査に関しては、劣化状況を調べ、工事を行う際の注意点を確認するための調査となります。調査により住宅の状況を確認することができますが、２０１８年４月から中古住宅取引の際ホームインスペクションの説明が義務化されました。インスペクションは検査や調査といった意味を持ちますが、ホームインスペクションを行うことで、物件の価値を正しく理解して頂くことができるのではないでしょうか。

住宅診断ホームインスペクションの効果について

日常の中で一番くつろげる空間はやはり家ではないでしょうか。そのくつろぎの空間がもしも、危険な状態であったなら。家は雨風にさらされ、陽に当たり、時間が経過することによって見えない箇所にほころびができているかもしれません。そんなときはホームインスペクション。簡単に言うと住宅の健康診断です。
プロの目で住宅を見ることにより素人目ではわからない不具合を早期発見する効果や欠陥の有無・欠陥の改修するのに必要な費用の見極めなど様々なアドバイスを行ってくれます。ホームインスペクションは大体家を買うときや売るときに行います。売るときは家の状況を明らかにし、その後のトラブルを回避するために行います。一方買うときに行う理由は診断の結果、修繕が必要な際その修繕費があらかじめわかるというメリットがあります。また、ホームインスペクションは住宅を申し込みしてから契約する前までの段階で行うのが良いとされています。大きな欠陥が見つかった場合契約をしていなければ無条件で引き返せる。問題がなかった場合はそのまま契約終了することができるためです。中古物件を購入する場合はホームインスペクションを行うことを視野に入れてみてはいかがでしょうか。